16日、高知競馬場で行われた第11回大高坂賞(4歳上・重賞・ダ1400m・1着賞金800万円)は、中団後方から追い上げた山崎雅由騎手騎乗の6番人気モズヘラクレス(牡6、高知・田中譲二厩舎)が、直線で内を突くと、単騎逃げで粘った2番人気ブラックランナー(牡8、高知・打越勇児厩舎)を差し切って、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒3(良)。
さらに3/4馬身差の3着に5番人気ヤークトボマー(牡6、高知・打越勇児厩舎)が入った。なお、1番人気スペルマロン(セ8、高知・別府真司厩舎)は5着、3番人気ウインメテオーラ(セ6、高知・打越勇児厩舎)は11着に終わった。
勝ったモズヘラクレスは、父グランプリボス、母トップヴィーナス、その父キングカメハメハという血統。19年11月の土佐秋月賞以来となる重賞2勝目を飾った。通算成績はこれで49戦12勝。