【シルクロードS 血統データ分析】ほかの種牡馬とは一線を画すロードカナロア

2022年01月27日 20:20

この条件にはめっぽう強いのがロードカナロア産駒だ

 30日に中京競馬場で行われるシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年も開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2021年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ロードカナロア産駒は[9-2-4-34]。中京芝1200mでは他の種牡馬の追随を許さぬ成績を収めており、データ集計期間内にもダノンスマッシュが高松宮記念でGI制覇を果たすほか、レイハリアが13人気で葵Sを制するなど存在感を大いに示している。同産駒からはカレンモエ、ミッキーワイルドの2頭が特別登録。

 ダイワメジャー産駒は[1-6-0-17]。重賞ではレシステンシアが高松宮記念で2着、セントウルSで1着と活躍。勝ちあぐねる傾向こそ強いものの複勝回収率は257%と優秀な数値を記録しており、ファンタジステラが朱雀Sで15人気2着、オースミカテドラルが知立Sで17人気2着と大駆けした実績を持つ。同産駒にはサヴォワールエメが該当する。

 ミッキーアイル産駒は[0-2-0-3]。通算でも[0-2-0-4]といまだ勝利例はないが、いずれも1勝クラス以下の平場戦となり、特別戦への出走自体が初めてのこととなる。ミッキーアイル自身は15年3着、16年2着と高松宮記念を2年連続で好走したコース実績があるため、改めて真価を問われることになりそうだ。同産駒からはメイケイエールが出走予定。

 キズナ産駒は[1-2-1-12]。当初、特別戦では苦戦している様子が見受けられたが、マリーナが知多特別で1着、知立Sで3着と好走すると、今年はリステッドの淀短距離Sでもダディーズビビッドが勝ち馬から0秒1差の2着に健闘。重賞戦線でも改めて見直してみたい。同産駒にはビアンフェ、レジェーロの2頭が該当する。

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