15日、高知競馬場で行われた南国桜花賞(アラ系4歳上、ダート1900m、1着賞金33万円)は、西川敏弘騎手騎乗の3番人気{horse=2000500388:エスケープハッチ}(牡7、高知・田中譲二厩舎)が後方追走から内目を徐々に進出し、4角手前で先頭に立つと、2番人気ホーエイスナイパーの追撃を1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは2分13秒0(良)。さらに5馬身差の3着に6番人気イケノセドナが入り、1番人気ムサシボウルビーは5着だった。
勝ったエスケープハッチは父ミスタージョージ、母ウインザオール(その父ハツタダイドウ)という血統のアラブ馬。02年10月のデビュー以来順調に勝ち星を重ね、昨年10月1日、00年にニホンカイキャロルが記録した46勝を上回る47勝目を挙げ、地方競馬の最多勝利記録を更新。その後3戦したが、3、3、2着と連敗していた。今回の勝利で、自身の持つ地方競馬最多勝利記録を48に更新した。通算成績69戦48勝(重賞6勝)。