ゴールドアリュール産駒の大型馬ゴルトマイスター(c)netkeiba.com
新ひだか町静内地区の最後は人気種牡馬ゴールドドリームやスクリーンヒーローなどを繋養するレックススタッド。今年はタニノフランケル(7歳)、そしてゴルトマイスター(6歳)の2頭がラインナップに加わった。
タニノフランケルは年度代表馬ウオッカの第4仔。日本でも産駒が活躍中のフランケル産駒で、その血統と好馬体が評判となってシンジケートは満口だという。
ゴルトマイスターはゴールドアリュール産駒の大型馬で、ダートグレード競走で活躍中のモジアナフレイバーの半弟。晩年は脚部不安との闘いになったが、先行力を武器にオープン特別でタイム差なしの3着と高い能力を示している。
いずれも自身が成しえなかった重賞制覇を産駒に託してのスタッドインとなったが、ともに500キロを超える雄大な馬格は迫力満点。足を運んだ生産者から熱い視線を送られていた。
同スタッド繋養種牡馬で、初年度産駒がデビュー年を迎えたのはアグニシャイン、スノードラゴン、ビーチパトロール、レガーロ、レーヴミストラルの5頭。事務局からのセールストークでは、育成牧場から届いた報告なども紹介しながら、それぞれの魅力が語られた。