1月のAJCCで復活の重賞2勝目を挙げたキングオブコージ(撮影:下野雄規)
大阪杯で11着だったキングオブコージ(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)は、放牧を挟み、6月26日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)への参戦を視野に入れる。
キングオブコージは父ロードカナロア、母ファイノメナ、母の父Galileo。半妹に昨年の仏G3・クレオパトラ賞を制したHarajuku(父ディープインパクト)がいる血統。
2018年に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。5戦目の未勝利戦で勝ち上がった。2020年1月の1勝クラスを勝利後、4連勝で同年の目黒記念(GII)を制覇した。同秋の京都大賞典後に発症した骨折により1年間の休養を挟んだが、今年1月のAJCC(GII)で後方から復活の差し切り勝ち。重賞2勝目を挙げた。通算成績は18戦6勝。