シュネルマイスターの巻き返しに期待(撮影:下野雄規)
シュネルマイスターに注目したい。ドバイターフ8着から巻き返し、マイルGI・2勝目なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/5(日) 安田記念(3歳上・GI・東京芝1600m)
シュネルマイスター(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は昨年NHKマイルCと毎日王冠で重賞2勝。他にも、安田記念で3着、マイルCSで2着とマイルGIで活躍をつづけた。今年初戦のドバイターフは8着に沈んだが、マイルに替わって巻き返しの期待が掛かる。鞍上はC.ルメール騎手。
イルーシヴパンサー(牡4、美浦・久保田貴士厩舎)は昨年6月の1勝クラスから前走の東京新聞杯まで目下4連勝と快進撃を続けている。東京では全く底を見せておらず、初の古馬GIでも通用してきそう。近4走いずれも手綱を取ってきた田辺裕信騎手に導かれ、一気の戴冠なるか。
セリフォス(牡3、栗東・中内田充正厩舎)は昨年の新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sで重賞2勝、朝日杯フューチュリティSで2着という実績を持つ3歳馬。前走のNHKマイルCは4着に敗れたものの、アローワンス(負担重量の減量)のルールにより54kgの軽斤量で挑めるここなら巻き返しの期待は十分だ。鞍上は3走ぶりの藤岡佑介騎手。
その他、昨年のマイルCSで3着のダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)、昨年の富士Sと今年の1351ターフスプリント(沙G3)で重賞2勝のソングライン(牝4、美浦・林徹厩舎)、4連勝でマイラーズCを制したソウルラッシュ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、ヴィクトリアマイルで2着のファインルージュ(牝4、美浦・木村哲也厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。