現地時間13日、仏・ロンシャン競馬場で行われた仏1000ギニー(3歳牝、仏G1・芝1600m)は、C.スミヨン騎手騎乗の2番人気ダージナ Darjina(牝3、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が後方追走から、好位の内から残り300mあたりで抜け出した1番人気フィンシャルベオ Finsceal Beoをアタマ差交わし差し切った。勝ちタイムは1分37秒20(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気ラヒヤー Rahiyahが入った。
勝ったダージナは父Zamindar、母は02年ロワイヨモン賞(仏G3)3着のDarinska(その父Zilzal)という血統の仏国産馬。昨年11月に仏・サンクルー競馬場(芝1600m)でデビュー勝ち。それ以来約5か月ぶりで今年初戦となる前走、グロット賞(仏G3・芝1600m)で初重賞制覇を果たしており、無傷の3連勝でこのレースを制した。通算成績3戦3勝(重賞2勝)。
2着に敗れたフィンシャルベオは先週の英1000ギニー(英G1)勝ち馬。連闘で英・仏のギニー制覇の快挙に挑んだが、惜しくも快挙達成はならなかった。