サンデーTC

ダイヤモンドハンズ、札幌2歳S追い切り速報/栗東トレセンニュース

2022年08月03日 17:27

素晴らしい瞬発力を見せたダイヤモンドハンズ(写真奥、撮影:井内利彰)

 新種牡馬サトノダイヤモンドの産駒として最初にデビュー勝ちを決めたダイヤモンドハンズ(栗東・池江泰寿厩舎)。前走後は一旦放牧に出されており、7月28日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した。今朝3日は次走予定の札幌2歳S(9月3日・札幌芝1800m)に向けた追い切りを行っている。

 1回目のハローが終了した直後のCWで3頭併せ。3歳未勝利のロマンドブリエが先行し、これに2歳新馬のレッドヴァジュラがついていく。これら2頭を前に見る形でダイヤモンドハンズだったが、6F標識の地点で先頭との差は5馬身ちょっとくらいだった。

 向正面でのラップは決して速くなかったが、3コーナーから4コーナーにかけて先頭がペースアップ。ダイヤモンドハンズは内を回ったとはいえ、楽な手応えで前に並びかけてくる。そして、最後の直線に向いたところではじわじわと前に並んだ。

 ラスト1F標識手前辺りで外2頭の手応えが一杯になると、こちらは軽く仕掛ける程度でビュンと伸びて2頭を突き放す。素晴らしい瞬発力で相手を圧倒し、楽々と先着。時計は6F84.2〜5F66.3〜4F50.8〜3F36.6〜2F23.0〜1F11.6秒。まだレースまで1ヶ月の時間がある時点でこの動きは、とんでもないという言葉しか出てこない。

(取材・文:井内利彰)

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