伏兵評価を覆し筑紫特別をハナ差制したトーホウラビアン(C)netkeiba.com
14日に小倉競馬場で行われた筑紫特別(1勝クラス)は、富田暁騎手が手綱を執る8枠16番トーホウラビアン(牝3、栗東・川村禎彦厩舎)が勝利。402kgの小柄な馬体から鋭い末脚を繰り出した。レースでは18頭立ての単勝14番人気という伏兵評価で、単勝払い戻しは6190円、複勝払い戻しは1200円となった。
トーホウラビアンは父トーホウジャッカル、母ダンシングクイーン、母の父Giant's Causeway。半姉に今年の中山牝馬S(GIII)覇者クリノプレミアムがいる血統。
父トーホウジャッカルは2014年の菊花賞(GI)覇者。同レースを3分1秒0で走破し、京都芝3000mのレコードを叩き出した。今回のトーホウラビアンの勝利により、産駒初のJRA特別戦勝利となった。