小倉10Rの天草特別(3歳以上2勝クラス・ダート1700m)は1番人気ヒロノシュン(和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒0(重)。半馬身差の2着に3番人気タイキドミニオン、さらに2馬身差の3着に5番人気ニホンピロハーバーが入った。

ヒロノシュンは栗東・川村禎彦厩舎の3歳セン馬で、父カレンブラックヒル、母スイートスズラン(母の父シンボリクリスエス)。通算成績は10戦3勝。

レース後のコメント

1着　ヒロノシュン(和田竜二騎手)
「返し馬の雰囲気はどうかと思いましたが、ゲートが開いてからはスッと出て、ハミ取りも良かったです。カラ馬がいましたが影響はありませんでした。終始、余裕を持って進めることができました。次は1800mでやれるかどうかが課題です。前半噛むところがあるので、そこがクリアできれば良いと思います」

2着　タイキドミニオン(松若風馬騎手)
「イメージよりもスタートを出てくれました。勝ち馬を見つつ、良いポジションで運ぶことができて、あとは交わすだけだと思っていたのですが、勝ち馬の方が伸びていました」

3着　ニホンピロハーバー(団野大成騎手)
「昇級初戦でしたが、上手にレースをしていました。終いもしっかり脚を使いましたし、良いレースだったと思います」

4着　タガノクリステル(松山弘平騎手)
「外枠でしたが、競馬はしやすかったです。勝ち馬を見ながら良い形で運べましたが、最後は苦しくなりました」

5着　バライロノキセキ(富田暁騎手)
「前に乗った時から情報を聞いていました。内でロスなく運んで、思い描いていた通りのレースができました。楽なポジションで進められました。コーナーで渋くなりましたが、しっかり最後まで脚を使っていました。牡馬との混合戦でよく頑張っています。ムラはありますが、このくらいは走れて良い馬です」