30日、さきたま杯(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)が浦和競馬場で行われ、武豊騎手騎乗の1番人気
メイショウバトラー(牝7、栗東・高橋成忠厩舎)が好位から直線で内を突き、7番人気
キングスゾーンをアタマ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分26秒1(稍重)。さらに1馬身差の3着には5番人気
アグネスジェダイが入った。また3番人気
フジノウェーブは4着に終わり、連勝は10でストップした。
勝った
メイショウバトラーは、父メイショウホムラ、母はJRA3勝の
メイショウハゴロモ(その父ダイナガリバー)という血統。04年小倉大賞典(GIII)優勝など4歳時までは芝を中心に活躍していたが、昨年春に脚部不安による1年5か月の長期休養から復帰すると、その後は活躍の場をダートに移してプロキオンS(GIII)、サマーチャンピオン(交流GIII)、
シリウスS(GIII)とダート重賞を3連勝。続くJBCマイル(交流GI、川崎)でも
ブルーコンコルドの2着に入った。その後は苦戦が続いていたが、前走のかきつばた記念(交流GIII)で約7か月ぶりの勝利を挙げていた。通算成績30戦10勝(うち地方6戦3勝、重賞6勝)。