東京、阪神、新潟の3場開催、土曜、日曜で10鞍。外厩別では好調・山元TCが2勝。ノーザン
ファーム天栄、チャンピオンヒルズ、吉澤ステーブルEAST、グリーンウッドの上位組が1勝ずつを加算した。
【10月15日・東京3R、2歳新馬、芝1600メートル、良馬場=18頭立て】
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リックスター(牝、美浦・鹿戸雄一厩舎、父
エピファネイア、母プロレタリアト、母の父ハーツクライ)432キロ、馬主=下澤晃紀、生産牧場=ノーザン
ファーム
【血統】ハーツクライ産駒の母は、芝で4勝、エリザベス女王杯(14着)、天皇賞・春(16着)にも駒を進めた。ブロード
ブラッシュ産駒の3代母ブロードアピールは二刀流で13勝。JBCスプリント2着のほか、重賞6勝を挙げ、一族からは日本ダービー馬
ワグネリアン(牡、父ディープインパクト)が出た。
【レースVTR】好スタートから
スピードに乗り道中2番手。残り300メートルで鞍上から
ゴーサインが出されると、鋭い伸び脚で、
レッドバレンティアを半馬身差退けた。勝ち時計は1分36秒3。
【コメント】三浦皇成騎手「ゲートは練習の時から良かったし、もたれるような面も調教が進んで改善しました。全体的に非力でこれからの馬だと思いますが、初戦からいい勝ち方をしてくれて今後が楽しみ」
【将来性】★★★★ ※鹿戸調教師は「強い競馬だったと思う。自分で勝ちにいって早め先頭でも抜かされずに頑張った」と振り返った。同厩の
エフフォーリアと同じ
エピファネイア×ハーツクライで成長力楽しみ。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
リックスター ◇15日東京3R芝1600(ノーザン
ファーム天栄)
ヒシタイカン ◇15日東京5R芝2000(ノーザン
ファーム空港)
ブリタニア ◇15日阪神4Rダ1800(山元TC)
エイムインライフ ◇15日阪神5R芝1600(大山ヒルズ)
フィレット ◇15日新潟5R芝1600(グリーンウッド)
ビターゼノビア ◇16日東京4Rダ1600(吉澤ステーブルEAST)
シェーンプリマー ◇16日東京5R芝1400(ファンタストクラブ)
ダンテバローズ ◇16日阪神4Rダ1400(チャンピオンヒルズ)
ルモンドブリエ ◇16日阪神5R芝2000(山元TC)
ヨドノリリー ◇16日新潟5Rダ1200(
ワコーFアカデミー)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ