先週はダートで勝ち上がった2頭が目を引いた。東京ダート1600メートル戦の
ビターゼノビアは好位3番手から楽々と抜け出して5馬身差V。兄はプリンシパルSを勝った
ビターエンダーだが、父がヘニーヒューズに替わった妹はダートが主戦場となりそうだ。
阪神1800メートルで勝ち上がった
ブリタニアも、好位から最速の上がりで突き放し4馬身差の楽勝。1歳上の半姉は無傷3連勝で伏竜Sを勝った
デリカダ。弟も将来が楽しみになる勝ちっぷりだった。
芝では3場それぞれで勝ち上がった
エピファネイア産駒が有望。阪神の
ルモンドブリエはセンスの良い立ち回り。ゴール前の叩き合いを制した根性も光った。母はフランスの牝馬クラシック2冠馬。血統からも来春が楽しみな一頭だ。東京の
リックスターは小柄ながらバネのある走り。新潟の
フィレットは馬格があって
パワータイプ。どちらもマイル前後が合う印象だ。