現地時間8日、82年のカナダ3歳牡馬チャンピオン・ラナウェイグルーム Runaway Groomが、米・ケンタッキー州レキシントンのヴァイナリースタッドで老衰による合併症のため死亡した。28歳だった。
ラナウェイグルームは父Blushing Groom、母Yonnie Girl(その父Call the Witness)という血統の加国産馬。現役時代は82年トラヴァーズS(米G1)のほか、カナダ3冠のうちブリーダーズS、プリンスオブウェールズSの2冠を制してカナダ3歳牡馬チャンピオンに輝いた。通算成績18戦6勝。
84年に種牡馬入りした後は、94年BCスプリント(米G1)を制したCherokee Runや、サバーバンH(米G1)を勝ったWekiva Springsなどを輩出。日本での代表産駒には00年NHKマイルC(GI)3着のマチカネホクシンがいる。今年2月に年齢的な衰えから種牡馬を引退し、余生を送っていた。