【菊花賞 枠順データ】内枠有利だが外枠からも好走例多数

2022年10月22日 20:10

満遍なく走っているがやや内枠有利か(c)netkeiba.com

 23日に阪神競馬場で行われる菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)について、枠順データから検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神3000mにて施行されるため、2012年以降の当該コースをデータの集計対象とした。

 過去10年、枠別では最多となる7度の馬券絡みが6枠と8枠、その後に5度の2枠・7枠が続いている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

【1枠】2-0-2-10/14 単勝回収率107% 複勝回収率88%
【2枠】1-1-3-9/14 単勝回収率57% 複勝回収率82%
【3枠】1-1-2-10/14 単勝回収率37% 複勝回収率66%
【4枠】0-2-2-12/16 単勝回収率0% 複勝回収率210%
【5枠】1-1-1-14/17 単勝回収率60% 複勝回収率82%
【6枠】1-4-2-14/21 単勝回収率26% 複勝回収率84%
【7枠】3-1-1-20/25 単勝回収率15% 複勝回収率46%
【8枠】4-3-0-20/27 単勝回収率45% 複勝回収率41%

 着別度数では外枠優勢に思えるが、複勝率や回収率では内枠がやや優勢か。特に1枠は単勝回収率が唯一100%を超えており、2枠は複勝率が枠別で最も高くなっている。イメージ通り内枠の馬は好走しやすい傾向にあるのだろう。

 かと言って外枠の馬を軽視するのは早計だ。7枠からは3頭、8枠からは4頭の勝ち馬が出ている。昨年も大外18番に入ったオーソクレースが2着に好走、3着には紅一点のディヴァインラヴが6枠から善戦した。今年は外枠に入った実力馬も複数おり、しっかりと吟味したいところだ。

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