◆第27回ファンタジーS・G3(11月5日、阪神・芝1400メートル)=11月4日、栗東トレセン
函館2歳S覇者の
ブトンドール(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父
ビッグアーサー)は重賞連勝に向け、Pコースで調整した。
前走は長く脚を使い、逃げ粘る
クリダーム(2着)をとらえて差し切って、世代最初の重賞ウィナーとなった。池添学調教師は「切れるので、直線でしまい勝負になると思う。これでどれだけ脚を使えるか」と、瞬発力を評価する。
デビューからの2戦は1200メートル戦で、函館での滞在競馬。今回、距離延長と当日輸送を初めて経験する。「この馬にとっては初めて尽くし、レースぶりを見ていると距離はこなせそう」と克服に期待した。