三冠牝馬デアリングタクトなどがエリザベス女王杯に出走(撮影:下野雄規)
11/13(日)は東京・阪神・福島の3場開催。天気は東京と福島が曇り一時雨、阪神が晴れのち雨の予報となっている。
■秋の女王決定戦・エリザベス女王杯
阪神11Rは芝2200mのエリザベス女王杯(GI)。2020年の無敗牝馬三冠馬デアリングタクトをはじめ、今年の秋華賞馬スタニングローズ、今年のオークス3着、秋華賞2着のナミュール、11年ぶりに外国からの参戦となるマジカルラグーンなど楽しみなメンバーが集まった。
■ハンデ重賞・福島記念
福島11Rは芝2000mの福島記念(GIII)。今年の京成杯勝ち馬オニャンコポンは54kg、昨年の3着馬アラタは56kg、今年の中京記念勝ち馬ベレヌスはトップハンデタイの57kgで出走。
■東京メイン・オーロCにプルパレイなど
東京11Rは芝1400mのオーロC(L)。今年のファルコンS勝ち馬プルパレイはこれが4か月ぶりの休み明け。3戦連続で2桁着順となっているが、巻き返すことができるか。鞍上は初のコンビとなる三浦皇成騎手。対するは、前走2着のテンハッピーローズなど。
■ハンデのダート戦・室町S
阪神10Rはダート1200mの室町S(OP)。ハンデ重量で行われ、重賞3勝の実績があるジャスティンがトップハンデの59kgを背負う。他に、2020年の東海S勝ち馬エアアルマスは58kg、前走エルムSで3着だったオメガレインボーは56.5kg。
■福島2歳Sにブラウンウェーブなど
福島9Rは芝1200mの福島2歳S(OP)。15番人気で新馬戦を勝利したブラウンウェーブ、未勝利を2馬身半差で逃げ切ったビッグシーザー、オープンのカンナSで2着だったレイカットスルーなどが2勝目を目指す。
■黄菊賞でルモンドブリエの連勝なるか
阪神9Rは芝2000mの2歳1勝クラス・黄菊賞。母が仏二冠馬という良血のエピファネイア産駒ルモンドブリエは、C.ルメール騎手を背にデビュー2連勝を狙う。対するは、シルバーステートの半弟フォトンブルーなど。
■阪神5Rの新馬戦でメグスタスが初陣
阪神5Rは芝1800mの新馬戦。メグスタスはきょうだいにディアデラマドレ、ドレッドノータスなど多くの活躍馬がいるドレフォン産駒。坂井瑠星騎手とのコンビでデビューする。他に、母が仏G1馬のサクソンウォリアー産駒ダズリングブレイヴなど。
■東京5Rでヴァンドギャルドの弟がデビュー
東京5Rは芝1800mの新馬戦。マイル路線で活躍中のヴァンドギャルドを兄に持つキタサンブラック産駒ソールオリエンスに注目したい。調教の動きが上々で、初戦から走ってきそうだ。鞍上は戸崎圭太騎手。
■地方では4重賞
金沢競馬場では16時10分に伝統の北國王冠が行われ、重賞2勝のアイアムレジェンドなどが出走。佐賀競馬場では18時05分に2歳のカペラ賞が行われ、九州ジュニアチャンピオンを勝ったイチノコマチなどが出走。盛岡競馬場では18時15分に2歳牝馬のプリンセスCが行われ、6戦5勝のフジラプンツェルなどが出走。20時05分には帯広競馬場で4歳牝馬のクインCが行われ、今期連勝中のサクラヒメなどが出走する。