東京、阪神、福島競馬場での3場開催で土曜、日曜で合計8鞍が行われた新馬戦。外厩別では相変わらず好調が続く、山元TCが
ライトクオンタム、
ソールオリエンスの好素材で2勝を挙げた。昨年の上位組ノーザン
ファーム天栄、吉澤ステーブルWESTもそれぞれ1勝ずつをマーク。
【11月12日・福島5R、2歳新馬、芝2000メートル、良馬場=14頭立て】
◆
ボーンイングランデ(牡、栗東・吉田直弘厩舎、父
サトノクラウン、母シェアザジョイフル、母の父ブラックタイド)468キロ、馬主=
グランデオーナーズ、生産牧場=
グランデファーム
【血統】新種牡馬の父は好発進で、本馬で世代10勝目。新馬V、萩S4着の
タイセイクラージュが今週の東京スポーツ杯2歳Sに登録している。
【レースVTR】中団後方から。残り1000メートルからうながすとグングン加速し、4角手前で先頭へ。最後の直線でも余力は十分。力強いフットワークのまま先頭を譲らず、2着の
トーセンエスクードに2馬身半差をつけて押し切った。勝ち時計は2分4秒9。
【コメント】斎藤新騎手「前半はせかさずに、馬の後ろに入れる競馬を経験させたかった。あのままじっとじていてもやることが限られるので、早めに先頭に立つ競馬を。それに応えてくれましたし、まだまだ良くなると思います」
【将来性】★★★
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
トニトゥルスディ ◇12日東京4Rダ1600(
ディアレストCE)
ライトクオンタム ◇12日東京5R芝1600(山元TC)
サンデーファンデー◇12日阪神4Rダ1800(吉澤ステーブルWEST)
エンファサイズ ◇12日阪神5R芝1600(グリーンウッド)
ボーンイングランデ◇12日福島5R芝2000(
グランデファーム)
ソールオリエンス ◇13日東京5R芝1800(山元TC)
トラマンダーレ ◇13日東京6R芝1600(ノーザン
ファーム天栄)
サンライズピース ◇13日阪神5R芝1800(山岡TC)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ