▽その他の登録馬 除外対象=トラストケンシン57 回避=ウインマイティー55、ウインマリリン55、ブルーム57、マジカルラグーン55 ※騎手は想定
「
ジャパンC・G1」(27日、東京)
天皇賞・秋組が主力を形成する。出走してくれば3着馬
ダノンベルーガが日本勢の総大将となる。レース後に「今まで乗せていただいた中で、一番具合が良かった」と川田が絶賛するほど体質が強化されてきた。伸びしろ十分の3歳馬が、待望のG1タイトル獲得なるか。
逆転を狙うのが
シャフリヤール。天皇賞・秋は伸びあぐねて5着に敗れたが、21年ダービーV&昨年3着の舞台なら話が違う。藤原師も「前走は一番の条件とは違う中でも、頑張って走ってくれていた。やっとベストの条件で走れるな」とニヤリ。早い段階から
ジャパンC狙いを公言していただけに、ここで全ての力を注ぎ込む算段だ。
既成勢力に割って入りそうなのが京都大賞典で重賞初制覇を飾った
ヴェラアズール。今春まではダート路線を歩んでいたが、芝長距離にかじを切って素質が開花した。「今は脚元に不安はない。ここでいい勝負ができれば来年が楽しみに」と渡辺師。名手ムーアとの新コンビにも注目が集まる。
3冠牝馬
デアリングタクトはマーカンドとの初タッグで復活を目指す。エリザベス女王杯は道悪に苦しみ6着に終わったが、中1週の臨戦で逆襲へ。昨年のオークス馬
ユーバーレーベン、重賞戦線で善戦を続けている
ボッケリーニも好機をうかがっている。
日本馬の17連勝を止めるべく、外国馬が4頭参戦。ルメールが騎乗するパリ大賞覇者
オネスト(フランス)、破竹の5連勝でバイエルン大賞を制した
テュネス(ドイツ)、昨年5着に続いて2年連続の参戦となる
グランドグローリー(フランス)、ニエル賞で
ドウデュースを下した
シムカミル(フランス)と
タレントぞろいの面々だ。