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【ジャパンC】元サッカー担当の恩田記者が、注目馬をカタールW杯の代表選手に例えてピックアップ

2022年11月21日 07:00

ダノンベルーガが日本勢の筆頭格

◆第42回ジャパンC・G1(11月27日、東京・芝2400メートル)

 今週末のG1は第42回ジャパンC(27日、東京)だ。外国馬4頭がスタンバイしており、日本馬との激突が楽しみな“競馬のW杯”。元サッカー担当の恩田諭記者は、日本馬を含め自身の気になる6頭を、カタールW杯の注目選手に例えて分かりやすくピックアップした。

 4頭が来日している外国馬で最も注目しているのはフランスの3歳馬オネスト。7月にパリロンシャン競馬場の芝2400メートルで行われたパリ大賞(稍重、6頭立て)では終始最後方を走りながらもリラックス。可動域の広い、全身を使ったしなやかで、かつ力強い走りで一気に差し切った。まだ3歳ながらも、その抜群のスピードは最高時速約45キロを計時すると言われるフランスの若きエース、FWエムバペをほうふつとさせる。サッカー界はメッシ、ロナウドの2大スターの時代からエムバペの時代となりつつある。私が本命に推した凱旋門賞では10着に終わったオネストが、府中の広い直線で強烈な末脚を繰り出し、今後の競馬界を引っ張る存在となるか。

 そのパリ大賞で先行して2着と粘り強さを見せたのが同じくフランスの3歳馬、シムカミル。コンパクトな馬体に映るが、走りのセンスは抜群。小柄ながら強じんなメンタルで華麗にゴールを陥れるフランス代表FWグリーズマンのようなエレガントな走りは日本の高速馬場でこそ映えるか。初の国外という環境の変化への対応がカギだ。

 昨年5着に続きJC参戦となるグランドグローリーはバルセロナ史上最高の移籍金で加入したフランス代表FWデンベレのように利き足を問わず、要所での落ち着きは目を見張る。

 赤丸急上昇中はドイツの3歳馬テュネス。昨年11月のラティボール公爵賞Vで頭角を現し、前走のバイエルン大賞でついに5連勝。ここ3走では2着との着差を6、8、10馬身と走るたびに広げている。昨年の凱旋門賞馬トルカータータッソの半弟という血統も魅力だ。独ブンデスリーガで16歳1日でデビュー、16歳28日で得点と次々と最年少記録を打ち立て、ついにはドイツ代表のW杯メンバーに上り詰めたムココのように無限の可能性を秘めた「超新星」は一躍ブレイクする可能性を秘める。

 迎え撃つ日本馬の筆頭格はダノンベルーガとみる。トップクラスの才能を備え、いつも直線の長い府中で先頭に迫る姿に能力の高さが垣間見える。天性の素質はアルゼンチン代表FW「神の子」メッシに姿がダブる。ここまでG1・3度挑戦で一度も頂点がないが、サッカー界のスターが手にしていないW杯への挑戦と同じようにこの馬もここで初のG1獲得なるか。

 昨年のダービー馬シャフリヤールは天皇賞・秋を叩いた形で上昇。日本のみならず、ドバイ(UAE)でもタイトルをつかみ、ブラジル代表FWネイマールのように「至宝」としての存在感を見せつける。

 中東カタールでの開催で、サッカーW杯は史上初の11月開幕に。世界の祭典に負けじと、今年のジャパンCはタレントぞろいでどの馬が頂点に立つか見ものだ。

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