武豊騎手騎乗の4番人気クリノドラゴンが勝利(撮影:高橋正和)
23日、浦和競馬場で行われた第43回浦和記念(3歳上・JpnII・ダ2000m・1着賞金4000万円)は、後方追走から徐々に進出した武豊騎手騎乗の4番人気クリノドラゴン(牡4、栗東・大橋勇樹厩舎)が、直線で前を差し切り、中団から伸びた3番人気ラーゴム(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分06秒3(不良)。
さらにクビ差の3着に逃げた7番人気アイオライト(牡5、美浦・武藤善則厩舎)が入った。なお、1番人気ケイアイパープル(牡6、栗東・村山明厩舎)は5着、2番人気タイセイドレフォン(牡3、栗東・西村真幸厩舎)は6着に終わった。
勝ったクリノドラゴンは、父アスカクリチャン、母クリノクレオパトラ、その父ロージズインメイという血統。アスカクリチャン産駒として初めて重賞制覇を果たした。通算成績はこれで28戦5勝。武豊騎手はこのレース5勝目。