重賞5勝の古豪クリンチャーが競走馬登録を抹消 今後は馬事公苑で乗馬に

2022年12月18日 13:20

2020年、みやこSに出走したクリンチャー(C)netkeiba.com

 2018年の京都記念(GII)や2020年のみやこS(GIII)などを制したクリンチャー(牡8、栗東・宮本博厩舎)が18日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は馬事公苑で乗馬となる予定。同日、JRAがホームページ上で発表した。

 クリンチャーは父ディープスカイ、母ザフェイツ、母の父ブライアンズタイムという血統。

 2017年1月に中京競馬場で行われた新馬戦でデビューし、中1週で臨んだ未勝利戦を制して初勝利。キセキが勝った同年の菊花賞では2着と健闘した。2018年2月には京都記念で前年のダービー馬レイデオロを破り、重賞初勝利。同年秋には武豊騎手騎乗のもと、凱旋門賞に挑むなど海外遠征も経験した。

 2020年からはダート路線に転向し、11月にはみやこSでダートの重賞を初制覇。2021年春には佐賀記念、名古屋大賞典とJpnIIIに続けて参戦し連勝を飾った。また秋はGIの東京大賞典で、勝ったオメガパフュームに対して半馬身差の2着と惜敗。今年は3月に名古屋大賞典を連覇し、今月8日の名古屋グランプリがラストランとなった。通算成績は36戦7勝。

(JRAホームページより)

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