19年の京都ハイジャンプ(
シゲルヒノクニ)など、障害重賞を6勝した植野貴也騎手(47)=栗東・フリー=が、今年限りで引退することが明らかになった。来年からは、栗東の中竹厩舎で調教助手となる。
植野は「3年前に首の骨折がありましたし、1年くらい前から大きなケガをする前に、と考えていました。一から障害馬をつくることに魅力はありますが、もう乗らないんでいいんだとホッとした気持ちもあります」と、引退を決断した胸の内を明かした。
28日は騎乗馬がないため、今週末がラスト。24日は中山大障害で
マイネルレオーネ(牡10歳、栗東・清水久)に騎乗し、
アスタースウィング(牡8歳、栗東・中竹)にまたがる25日の阪神5R(障害未勝利戦)が引退レースとなる。