22日、佐賀競馬場で行われたルーキーステージ2歳(ダート900m)に、“フサイチ軍団総帥”関口房朗氏が所有し、一般公募にて馬名を決定したフサイチサガントス(牡2、佐賀・東眞市厩舎)が、鮫島克也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)で出走。終始先頭から直線で後続を突き放すと、2番人気セイユウタローに8馬身差をつけ圧勝し、デビュー戦を勝利で飾った。
同馬は父タニノギムレット、母イブキコンテッサ(その父フジキセキ)。叔父に04年浦和記念(交流GII)を勝ったモエレトレジャーがいる血統。06年セレクトセールにて750万円で落札されている。なお、馬名のサガントスは佐賀競馬場のある鳥栖市がホームのプロサッカーチーム「サガン鳥栖」に由来している。