1月9日の中京6R・3歳新馬戦(芝1600メートル=16頭立て)は、1番人気の
アルジーヌ(牝3歳、栗東・中内田充正厩舎、父
ロードカナロア)が、勝利した。勝ち時計は1分37秒6(良)。
瞬発力勝負を鮮やかに制した。
アルジーヌは余裕のある手応えで直線を向くと、半ばまで鞍上の手は動くことはなかった。そこからだ。インを突いた
レッドテンペストとの叩き合いを見事にしのぎ、人気に応えた。
川田将雅騎手は「スムーズに、上手に走ってくれました。まだ、内にもたれたりするので、そういう面が解消していければと思います」と満足げ。
管理する中内田調教師は「思ったよりも前半は進んでいきました。新馬特有のペースで。しまいもしっかり脚を使ってくれました」と表情を緩めた。母は2014年のクイーンS勝ちなど、重賞戦線で活躍した
キャトルフィーユ。「素晴らしい血統なので、今後も期待通り成長してくれれば」と手応えを隠さなかった。