デビュー戦を飾ったポルカリズム(手前、カメラ・荒牧 徹)
1月14日の中山5R・3歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、関西馬の
ポルカリズム(牝、栗東・中内田充正厩舎、父
ロードカナロア)が1番人気に応えて差し切りを収めた。勝ちタイムは1分36秒8(良)。
五分のスタートから中団に構えてレースを展開。道中は折り合いもついて抜群の手応えで追走する。4コーナーでは馬群をさばいて進出すると、最後の直線で粘り込みを図る
ビービーラドン(柴田善臣騎手)にメンバー最速となる上がり3ハロン35秒1の末脚で一完歩ずつ迫り、ゴール寸前で頭差とらえた。
津村明秀騎手は「返し馬からいいフットワークでこの馬場でも大丈夫だと思った。スタートもちゃんと出て中団で折り合って運べた。手応えはあったんだけど、少し追い出してから遊びながら頭を上げて走っていた。そこだけ改善されれば」と今後への課題を挙げた。