デビュー戦を飾ったポルカリズム(手前)の頭差2着だったビービーラドン
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ビービーラドン(1月14日、中山5R・3歳新馬・芝1600メートル=2着)
好スタートからしっかりと好位をキープ。ゆったりと運んだ道中も折り合いがつきリズムのいい追走。最後の直線では満を持して追い出されたが、わずか頭差で勝ち馬の決め手に屈したものの、センスの良さが際立つ初陣だった。
追い切りから騎乗していた柴田善臣騎手は「心配していたイレ込みもなくて返し馬も上手にできた。ゲート裏でも上手に待てていた。道中は収まるところに収まったし、外からこられた時に苦しくなってしまって最後にかわされはしたけど、初戦としては合格点」と好感触。鞍上が気にかけているように
テンションの部分さえケアできれば、次戦以降も注目の一頭だろう。(石行 佑介)