【睦月S】キングエルメスが京王杯2歳S以来のV 坂井瑠星騎手はJRA通算300勝

2023年01月21日 16:49

坂井瑠星騎乗のキングエルメスが直線インコースから抜け出す(カメラ・高橋 由二)

 1月21日の中京11R・睦月S(4歳上オープン、芝1600メートル、9頭立て)は、5番人気のキングエルメス(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)が2番手から抜け出し、2021年京王杯2歳S・G2以来となる3勝目を挙げた。勝ちタイムは1分34秒1(良)。

 鞍上の坂井瑠星騎手は現役54人目となるJRA通算300勝を達成した。2016年3月5日の初騎乗から3667戦目での到達。重賞はG1の2勝を含む12勝を挙げている。

 レースは内隣のライティアを行かせて2番手から、手応えよく進めた。4コーナーで前に並びかけていき、直線に入って満を持してゴーサイン。素早く抜け出し、1馬身3/4差のリードを保ってゴールした。

 坂井騎手は「一緒に重賞を勝たせてもらい、昨年は海外遠征に連れて行ってくれた思い入れのある馬。スムーズであれば、ここでは力が上だと思っていました。直線は内ラチ沿いの一頭分の馬場が良かったので、そこを狙っていきました。イメージ通りの完璧なレースができました」と会心の笑みで振り返った。

 節目の勝利について同騎手は「なるべく早く達成したかったですが、師匠である矢作先生の馬で達成できて本当にうれしく思います。まだまだ人気に応えられていないレースも多いので、もっと結果を出したいと思っています。今年は昨年以上の成績を残すことはもちろん、大きいレースでも活躍したいですし、若手騎手全体で競馬界を盛り上げていきたいです。自分がその中心にいられるように頑張ります」とコメントした。

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