◆第40回東海S・G2(1月22日、中京・ダート1800メートル、良)
1着馬にフェブラリーSへの優先出走権が与えられる4歳以上による冬のダート重賞は15頭立てで争われ、2番人気の
プロミストウォリア(牡6歳、栗東・野中賢二厩舎、父マジェスティックウォリアー)がバウルジャン・ムルザバエフ騎手を背に逃げ切った。重賞初挑戦で初勝利を挙げ、今年のダート路線の主役に名乗りを挙げた。勝ち時計は、1分51秒2。
1番人気の
ハギノアレグリアス(川田将雅騎手)が2着。3番人気の
ハヤブサナンデクン(福永祐一騎手)が3着だった。
福永祐一騎手(
ハヤブサナンデクン=3着)「コンディションはすごく良かったです。レースもイメージ通りでした。この馬も脚は使っていますし、勝った馬は強かったです。安定してきましたよ」
デヴィッド・イーガン騎手(
ウェルカムニュース=4着)「好位からしっかり脚を使ってくれました。前回より一段階パフォーマンスが上がったと感じました。本質的にはダート2000メートルくらいでスタミナを生かす競馬が合うかと思います。それでも初のG2で4着ですから、今後が楽しみな馬です」
鮫島克駿騎手(
スマッシングハーツ=5着)「メンバー的にペースが速くなりそうではないと思っていましたし、想定通りのレースでした。この馬としてはいいポジションが取れて差し込んできてもいますが、現状はもうちょっとかみ合わないといけない感じです」
松田大作騎手(
ロードレガリス=6着)「気難しいところを出さず、最後までしっかり脚を使ってくれました」
岩田望来騎手(
サンライズウルス=7着)「いいポジションが取れましたが、課題でもある3コーナーからの進みが良くなかったです。それでも7着に来ていますし、能力はあります。難しいところを克服できれば、重賞でもやれると思います」
団野大成騎手(
オーヴェルニュ=8着)「競馬が上手な馬で、勝ち馬の後ろのポケットで進められました。ただ、僕が過去2回乗った時よりも覇気がないというか、以前の方がもっと元気が良かったように思います」
松山弘平騎手(
ディクテオン=9着)「枠も展開の厳しかったです」
和田竜二騎手(
アイアンバローズ=10着)「前半はうまくいきました。流れが遅くて、自分のタイミングで仕掛けようとしたところでカラ馬が来ました。今日の競馬だけでは(ダート適性を含めて)何とも言えません」
酒井学騎手(
マリオマッハー=11着)「外に壁をつくって進められましたが、3コーナーでスペースを突こうとした時に勢いがつきませんでした」
松岡正海騎手(
デルマルーヴル=13着)「ペースが遅ければ早めに外に切り替えようと考えていたんですが、カラ馬がいて切り替えられず。結果として前の競馬になってしまいました」
幸英明騎手(
ゲンパチルシファー=14着)「切れる脚がないので前で運びたかったんですが、ゲートをうまく出せませんでした」