2012年菊花賞で表彰式プレゼンターを務めた志村けんさん(C)netkeiba.com
有名人の馬主は多い。芸能界で最も有名なのは歌手の北島三郎さん。キタサンブラックを筆頭に数多くの活躍馬を所有し、馬主生活は実に60年に及ぶ。また、20年に亡くなった志村けんさんはサンデーサイレンス産駒のアイーンベルの他、ダイジョブダアやトノノオナリーなど、自身のキャラクターにちなんだ名前をつけたことで知られる。
他ではタレントの萩本欽一さんがアンブラスモア、俳優の小林薫さんがジョリーダンスやブルーリッジリバー、歌手の小椋佳さんがアスカビレン、同じく前川清さんがコイウタ、「TUBE」の前田亘輝さんがノブワイルドを所有するなど、活躍馬に巡り合ったケースも多い。
スポーツ選手ではヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランの「大魔神」こと佐々木主浩氏、「リーゼント」の冠名の横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督が知られるが、実は北海道日本ハムファイターズの「BIG BOSS」こと新庄剛志監督も、かつて馬主だった。タノシンジョイというダイタクバートラム産駒の牡馬を所有。南関東に所属し、デビュー戦を勝つなど40戦4勝の成績を残した。