5日、新潟競馬場で行われた関屋記念(3歳上、GIII・芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気カンパニー(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)が、後方追走から直線で外に持ち出されると、しっかりとした伸び脚を見せ、好位から伸びた3番人気
シンボリグランに3.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分31秒8(良)。さらに1馬身差の3着に12番人気
マイケルバローズが入った。
勝ったカンパニーは父ミラクルアドマイヤ、母はJRA3勝の
ブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。半兄に
レニングラード(アルゼンチン共和国杯-GII、父トニービン)、叔父に
ビッグテースト(中山グランドJ-JGI)、
ビッグショウリ(マイラーズC-GII)がいる。
04年1月のデビュー戦を勝利で飾ると、あざみ賞(500万下)、ベン
ジャミンS(OP)と勝ち星を重ね、04年ラジオたんぱ賞(GIII)2着、04年京阪杯(GIII)2着など3歳時から重賞戦線で善戦。05年京阪杯で重賞初制覇を飾った。昨年の大阪杯(GII)で重賞2勝目を挙げており、今回が昨年の天皇賞・秋(GI)16着以来、約9か月ぶりの出走だった。通算成績19戦6勝(重賞3勝)。
鞍上の福永祐一騎手は、
ローブデコルテで制した今年のオークス(GI)に続く今年のJRA重賞3勝目で通算61勝目。管理する音無秀孝調教師は、
サンアディユで制した今年のアイビスサマーダッシュ(GIII)に続く今年のJRA重賞4勝目で通算25勝目となった。