秋華賞でも果敢に逃げたブライトオンベイス(ユーザー提供:東魏さん)
東京は中間に雨がなく、芝ダートともに良となりそう。クッション値や含水率は先週と大きな変化はない。芝はスローで直線だけの競馬になりやすく、脚質よりも速い上がりを使えるかどうかが重要。好走時の上がり3Fのタイムに注目したい。
ダートも脚質不問。直線の長い東京らしく、中山に比べて平穏な決着が目立つ。
中京も中間に雨がなく、芝ダートともに良の見込み。芝は内側の傷みが目立つ。ただ、下が硬いので時計は速く、依然として内有利の状況が続く。後方から終始外を回らされると厳しい。内枠ベターで逃げ馬に要注意。
ダートは今年一番といえるぐらいに乾いている。意外に差しが届くかも。
小倉は金曜正午の時点で芝が良、ダートは稍重。芝は明らかに内が荒れているので、外枠がベター。とりわけ1200mは外枠が幅を利かせるだろう。後半になるにつれて、その傾向は加速するはず。ディープインパクト系は割引。
ダートは乾くのに時間がかかるので稍重かも。差し馬がダメではないが、4角までに前に取り付きたい。
【注目馬】
東京10R・ファロロジー…ここ2戦は中山で惨敗しているが、全3連対を挙げる東京芝1400mなら見直しが必要だ。昨春には1勝クラスを上がり3F33秒7の末脚で差し切り。決め手比べなら侮れない。
中京9R・ブライトオンベイス…ここ2戦は2桁着順だが、前々走はGI、前走はハイペースだったので参考外。少頭数で楽に行けそうな今回、内有利の馬場を味方に粘り込みがあっていい。
小倉9R・ジューンオレンジ…時計の出やすさに差があったとはいえ、前走は同日の古馬1勝クラスを0秒8も上回る好時計勝ち。当時と同舞台、しかも差しが決まりやすい馬場となっているだけに、連勝が期待できる。