デビュー戦を飾ったナヴォーナ(手前)(カメラ・荒牧 徹)
2月5日の東京6R・3歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、21年のNHKマイルC覇者の
シュネルマイスターの半弟
ナヴォーナ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
ロードカナロア)が、直線豪快に差し切って初陣を飾った。勝ち時計は1分36秒3(良)。
道中は10番手を追走。直線は外から上がり3ハロン33秒2の切れ味で一気に前をのみ込むと2着
ウインラピーヌに1馬身3/4差をつけた。鞍上の坂井瑠星騎手は「折り合いも問題ないですし、まだ緩いところがあるなかで、それでいてこの脚を使えるので、能力は高いです。まだまだこれから良くなる馬です」と手応えを話した。
管理する矢作調教師も「今の状態で勝ってくれたのは大きかった。ジョッキーは1ハロン延びても大丈夫と言っていたけれど、たぶんマイルだろうね」と話した。