◆第57回共同通信杯・G3(2月12日、東京競馬場・芝1800メートル)
共同通信杯・G3(12日、東京)は過去3年で1戦1勝馬4頭が馬券圏内。特に堀厩舎は昨年の勝ち馬
ダノンベルーガを筆頭に、20年
フィリオアレグロが3着、18年
サトノソルタスは2着。関東の名門が今年、送り込むのが
タスティエーラだ。
昨年11月の新馬戦を3馬身半差で圧勝し、コンビを組んだムーアが「すごくいい馬。将来が期待できる」と絶賛した
サトノクラウン産駒。前走後は放牧に出て、1月14日に帰厩後はここを目標に順調に乗り込まれた。
堀調教師は「デビュー前よりカイバ食い、健康状態が良く、心身のまとまりは一段階良くなった感じです」と放牧効果での成長を実感。8日の最終追い切りも3頭併せで力強い動きを披露。昨年に続き堀厩舎からクラシックの有力候補が誕生するか注目だ。