北九州記念、11番人気のキョウワロアリングが差し切る

2007年08月12日 15:35

 12日、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第3戦・北九州記念(3歳上、GIII・芝1200m)は、角田晃一騎手騎乗の11番人気{horse=2001101696:キョウワロアリング}(牡6、栗東・飯田明弘厩舎)が、道中は中団の外目を追走すると、直線では豪快な末脚を披露し、先に抜け出した6番人気アルーリングボイスをゴール前でクビ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分07秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着には10番人気ワイキューブが入った。1番人気のアストンマーチャンは6着に終わっている。

 勝ったキョウワロアリングは、父サンデーサイレンス、母がJRA2勝のアサカフジという血統。03年9月のデビューから3戦目で初勝利。04年7月の有田特別(500万下、小倉・芝1200m)で2勝目を挙げた。その後も芝の短距離戦を中心に使われており、昨年12月の中京日経賞(1000万下、中京・芝1200m)などに勝利。今回、格上挑戦ながら見事に重賞初制覇を飾った。通算成績30戦5勝(重賞1勝)。

 当初騎乗予定の飯田祐史騎手からの乗り替わりだった鞍上の角田晃一騎手は昨年もこのレースを11番人気のコスモフォーチュンで制しており連覇達成。JRA重賞はアグネスラズベリで制した函館スプリントS(GIII)に続く今年の3勝目で通算35勝目。管理する飯田明弘調教師は、メイショウオウドウで制した01年鳴尾記念(GIII)以来のJRA重賞制覇で通算7勝目となった。

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