04年のBCジュヴェナイル(米G1)を勝ったウィルコ Wilko(牡5、米・C.ダラス厩舎)が現役を引退し、11月に行われるファシグティプトン・フォール・ミックスセールに上場されることがわかった。
ウィルコは父Awesome Again、母Native Roots (その父Indian Ridge)という血統の米国産馬。03年のキーンランド9月セールにて7万5000ドルで落札されていた。
04年5月に英国でデビューし、3戦目で初勝利。英国所属のまま、その年のBCジュヴェナイルを制覇した。その後米国に移籍し、クラシック戦線で良績は挙げられなかったが、06年ドバイワールドC(首G1)ではエレクトロキューショニスト Electrocutionistの2着に入っている。6月30日のハリウッドゴールドC(米G1)8着が最後のレースになった。通算成績29戦3勝(重賞1勝)。