永島まなみ騎手＝栗東・高橋康之厩舎＝は今週(2月25、26日)、小倉で土曜、日曜7鞍ずつに騎乗する。先週は日曜阪神4Rを1番人気のフェリで制し、今年のJRA4勝目。3週連続Vを狙う。

　前走で初勝利に導いたミッキーマカロン(日曜8R)は、重賞勝ち馬ラーゴム(牡5歳、父オルフェーヴル)の半妹という良血。2週続けて追い切りに騎乗し、さらにコンタクトを深めた。「前走はいい内容でした。先週の動きも良かったです。前回もそうでしたが、当週は単走で、動く馬ではありません。使って一段階しっかりしてきた印象です」と連勝を狙う。

　同じ大久保厩舎のエドワーズクラウン(日曜5R)はテン乗り。先週の追い切りにまたがり、「テン(キャンター)におろしてからハミに頼って、伸び切る走りでした。競馬に行けば、ある程度起きるそうなので、折り合いに気を付けて」と癖をつかむ。

　こちらも初騎乗のレインボークラウド(日曜6R)は今週の追い切りで感触を確かめ、「すごくいいスピードがあります。乗りやすく、しまいの切れ味も良かったです。今の馬場も苦にしなさそうです。前、前で競馬できれば」とイメージはいい。

　ここ4戦手綱を執るパクパクデスワ(日曜1R)は、初ダートの前走で0秒5差の6着。「ゲートを出られるようになって、いいリズムで直線を迎えました。だいぶバランスが良くなってきたので、前走のような競馬ができれば」と、めどを立てるつもりだ。

　アスタートリゴン(日曜12R)とホウオウプリンセス(日曜7R)は継続騎乗。アスターは「前走はブリンカーを着けたことで、1、2角ですごく(ハミを)かんでしまいました。出たなりで」、ホウオウは「すごく乗りやすいです。他馬を気にする部分があったので、頭に入れて」と、それぞれ前進を見込む。

　【土曜小倉】

1R・ニシノシャイニング(牡3歳、美浦・中野栄治厩舎、父レーヴミストラル)

2R・モノセーラス(牝3歳、栗東・中村直也厩舎、父ビッグアーサー)

3R・ナツイロノオトメ(牝4歳、栗東・角田晃一厩舎、父ミッキーアイル)

5R・コイニョウボウ(牝3歳、栗東・中尾秀正厩舎、父キズナ)

7R・センドハーマイラブ(牝5歳、美浦・高橋文雅厩舎、父アジアエクスプレス)

11R・ラルフ(牡5歳、栗東・荒川義之厩舎、父アジアエクスプレス)

12R・スズノナデシコ(牝5歳、栗東・石坂公一厩舎、父ハービンジャー)

　【日曜小倉】

1R・パクパクデスワ(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父イスラボニータ)

3R・タムロショウリュー(牡3歳、栗東・西園正都厩舎、父パイロ)

5R・エドワーズクラウン(牡3歳、栗東・大久保龍志厩舎、父サトノクラウン)

6R・レインボークラウド(牝5歳、栗東・石坂公一厩舎、父ドゥラメンテ)

7R・ホウオウプリンセス(牝7歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父ディープインパクト)

8R・ミッキーマカロン(牝3歳、栗東・大久保龍志厩舎、父キタサンブラック)

12R・アスタートリゴン(牡4歳、栗東・南井克巳厩舎、父リオンディーズ)