日曜小倉9Rの高千穂特別(4歳上・1勝クラス・芝1800m)はタイラーテソーロ(牡4、美浦・栗田徹厩舎)の差し切りだ。

　前走は実にもったいないレースだった。最後方で脚をためて直線勝負。しかしながら、直線で前が壁になって、まともに追えたのは残り150mだけ。そこからの脚は際立っていたので、まともなら突き抜けていただろう。何はともあれ、ためれば伸びることはハッキリしたので、自分のスタイルは確立できた。

　今回の舞台は前走と同じ小倉芝1800mだが、最終週を迎えた芝は当時よりも時計がかかる。これはパワー型のゴールドシップ産駒、しかも差し馬とあって間違いなくプラス。待望の2勝目を手にしたい。