人馬一体で重賞初制覇を目指すエイシンスポッターと角田大河騎手(昨年12月撮影、ユーザー提供:お気楽さん)
デビュー2年目の角田大河騎手が、エイシンスポッター(牡4、栗東・吉村圭司厩舎)でオーシャンS(4歳上・GIII・中山芝1200m)に参戦する。
ルーキーイヤーから順調に白星を重ねてきた。昨年3月5日の阪神では79年の栗田伸一元騎手、96年の福永祐一騎手に続いて史上3人目となるデビュー2連勝を達成。その後も毎月、コンスタントに勝利を収め、最多勝利新人騎手賞こそ51勝の今村聖奈騎手に譲ったが、36勝を挙げて新人騎手特別賞を獲得した。
重賞は26日の阪急杯のメイショウケイメイ(13着)以来となる8回目のチャレンジ。並み居る名手の中、レース当日が中山初騎乗というのはハンデだが、そこは昨春の未勝利勝ちから8戦連続のタッグとなる愛馬との絆で乗り越えたい。2年目の90年エプソムC(サマンサトウショウ)が重賞初制覇だった父・晃一師を超える“スピードV”を期待しよう。