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【金鯱賞】ヤマニンサルバム絶好機 中村師厩舎初の重賞Vへ「チャンス拾っていく」

2023年03月10日 06:00

 重賞初勝利を狙う中村師とヤマニンサルバム(撮影・石湯恒介)

 「金鯱賞・G2」(12日、中京)

 開業2年目の指揮官に千載一遇のチャンスが訪れた。中村直也調教師(44)=栗東=が金鯱賞にヤマニンサルバムをスタンバイ。転厩後は10戦して全て3着以内という堅実派で、中京は4戦4勝と得意にしている。11日の阪神スプリングJに挑戦するロードアクアとの2頭で、厩舎初となる重賞Vを目指す。

 新進気鋭のトレーナーが重賞初Vをつかみ取る。開業2年目の中村師は今週、金鯱賞にヤマニンサルバム、阪神スプリングJにロードアクアを送り込む。厩舎は22年に入って特別勝ち2勝を含む6勝と好調。22年初の重賞挑戦だが、今の厩舎の勢いなら侮れない。

 好調の要因の一つが、師がこだわる出走回数だ。21年は3月開業としては異例の多さと言える206回。調子を見極め、少しでも勝機があるレースに次々と管理馬を送り込むスタイルを貫いている。「調子が良くても負けることもあるのが競馬。だから使っていく中で勝てるチャンスを拾っていくことが大事」。今回重賞に挑戦する2頭も、そんな“中村イズム”を体現している。

 ヤマニンサルバムは転厩後の10戦で〈4240〉の安定感で、昇級初戦の白富士Sでも3着ながら見せ場は十分。師は「今回も順調ですし、結果が出ているコースですから。強い相手にどこまでやれるか」と好走を願う。

 ロードアクアも転厩後に入障し、障害では〈3010〉と底を見せていない。「飛越は上手ですし、能力的には(障害重賞でも)頑張れると思っています。自分のリズムでスムーズに回って来られれば」と期待を込める。

 開業から1年の節目に訪れた初タイトルのチャンス。師は「人間がイレ込んでも馬にプレッシャーをかけるだけ。いつも通りを心掛けますよ」と笑うが、当然勝機は十分。自然体の挑戦で厩舎の勢いをさらに加速させる。

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