◆第71回阪神大賞典・G2(3月19日、阪神・芝3000メートル=1着馬に天皇賞・春の優先出走権)追い切り=3月16日、栗東トレセン
有馬記念16着以来となる
ブレークアップ(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父
ノヴェリスト)は、新コンビとなる松山弘平騎手が手綱を執り、坂路で
キトゥンズマーチ(5歳1勝クラス)と併せ馬。1馬身半ほどの追走からラストで軽く気合をつけられると、機敏な反応を見せて51秒9―12秒3で併入した。
吉岡調教師は「指示通りの内容。思ったより動いていましたし、休み明けとしては仕上がったと思います」と納得の表情。昨秋にアルゼンチン共和国杯を制した実力馬の転厩初戦へ「身体能力は一流のものがある。ここを
ステップに天皇賞(春)、宝塚記念といきたいですね」と期待を込めた。