大阪杯に出走予定のキラーアビリティ(撮影:下野雄規)
4月2日に阪神競馬場で行われる大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)。春の中距離王を目指す戦いにキラーアビリティ(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)が参戦を予定している。
キラーアビリティは父ディープインパクト、母キラーグレイシス、母の父Congareeという血統。母は米G1・ハリウッドスターレットS覇者である。
2021年6月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目で勝ち上がり、ホープフルS(GI)を制して初のGIタイトルを獲得した。
牡馬クラシック三冠の皐月賞・日本ダービーにも出走。22年の中日新聞杯で2度目の重賞制覇を果たした。通算成績は9戦3勝。
同馬は2000m戦で重賞2勝を含む4戦3勝、唯一崩れたのはスタートで立ち上がり出遅れた皐月賞のみである。絶好の条件かつ、大阪杯を過去10年で6勝しているディープインパクト産駒。どのような走りを見せるのかキラーアビリティに注目したい。