サッカーボーイが里帰り

2007年09月02日 01:00

 北海道浦河の社台スタリオンステーション荻伏に繋養されていた種牡馬サッカーボーイ(牡22)が、8月25日に生まれ故郷でもある白老の白老ファームに移動したことがわかった。来春も種牡馬生活は続行する。

 同馬は父ディクタス、母ダイナサッシュ(その父ノーザンテースト)という血統。87年の阪神3歳S(GI・芝1600m)を8馬身差で圧勝し、同年の最優秀3歳(旧)牡馬に選ばれた。クラシック戦線では結果を残せなかったが、88年中日スポーツ賞4歳S(GIII・芝1800m)に勝ち、88年函館記念(GIII)でも当時の日本レコード(1分57秒8)で圧勝すると、88年マイルCS(GI)で2つめのGI勝利。その年の有馬記念(GI)3着を最後に、11戦6勝(重賞4勝)の成績で引退している。

 90年に種牡馬入りして以降、ヒシミラクル(菊花賞-GI、天皇賞・春-GI、宝塚記念-GI)、ナリタトップロード(菊花賞-GI)、ティコティコタック(秋華賞-GI)、キョウトシチー(東京大賞典)など多くの名馬を輩出。現役ではアイポッパー(牡7、栗東・清水出美厩舎)が今年の阪神大賞典(GII)、06年ステイヤーズS(GII)の2重賞を制している。

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