◆経験馬相手にVの
イトカワサクラ 次戦はフ
ローラSを視野(5日・堀尾)
先週の阪神芝1800m未勝利戦を経験馬相手に快勝した
イトカワサクラ(牝3歳、栗東・牧田)。「ケイコで動いていたので楽しみにしていましたが、将来が期待できる内容で勝ってくれました」と師はレースぶりを回顧する。次走については「オークスへ行くには自己条件の矢車賞(29日・京都、芝2200m)よりも、
トライアルで優先権を獲得するのが一番手堅いかな」と、フ
ローラS(23日・東京、芝2000m)への参戦を視野に入れていた。
◆上村師「好感触をつかんでもらえた」田辺を背に軽快
ベラジオオペラ(5日・赤木)
皐月賞(16日・中山、芝2000m)に出走予定の
ベラジオオペラ(牡3歳、栗東・上村)がこの日、栗東CWで1週前追い切りを消化。新コンビの田辺を背に6F82秒8-11秒6と軽快な動きを披露した。「前走の疲れも取れて、ここに向けて順調にきている。ジョッキーにもいい感触をつかんでもらえた」と師はうなずいた。
◆気性面の成長ぶり顕著
ダノンタッチダウンぶっつけ本番でも(5日・城谷)
昨年暮れの朝日杯FS(2着)からぶっつけで皐月賞(16日・中山、芝2000m)に挑む
ダノンタッチダウン(牡3歳、栗東・安田隆)がこの日、川田を背に栗東CWで1週前追い切りを行った。攻め駆けする僚馬
ジュビリーヘッド(6歳オープン)に手応えこそ劣勢だったが、もともとウッドチップでは地味なタイプ。それほど心配する必要はなく、時計も6F83秒0-38秒3-11秒7(G前仕掛け)なら及第点だ。前半から
リラックスして走れていたことは気性の成長の表れ。このひと追いでピリッとしてくるだろう。
◆須貝厩舎2頭が皐月賞へ豪華併せ馬 ともに出来には太鼓判(5日・浜口)
皐月賞(16日・中山、芝2000m)へ、
フリームファクシと
ショウナンバシットの栗東・須貝厩舎2頭がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。互いに一歩も引かない好内容で、前者は6F83秒9-11秒4を馬なりで記録。スムーズな折り合いで脚取りにも力感があふれていた。6F84秒5-11秒4(馬なり)の後者も終始手応えが良く、以前にも増して集中力が出てきた印象。どちらも調子が良さそうだ。
◆意欲の3頭併せ
シャザーン 直線の伸び脚に素質キラリ(5日・竹原)
皐月賞(16日・中山、芝2000m)へ出走予定の
シャザーン(牡3歳、栗東・友道)がこの日、岩田望を背に栗東CWで1週前追い切りを行い6F82秒3-36秒8-11秒5(G前一杯)をマーク。僚馬
レッドラディエンス(4歳2勝クラス)と併入、
リッチブラック(4歳1勝クラス)に0秒6先着した。キビキビとしたフットワークで直線の伸び脚も上々。すみれSを制した後も引き続き好調をキープしている。
◆力強く1馬身先着
トップナイフ 皐月賞へ順調度アピール(5日・掛札)
トップナイフ(牡3歳、栗東・昆)がこの日、栗東CWで皐月賞(16日・中山、芝2000m)の1週前追い切りを行った。直線で鞍上の横山典が仕掛けると力強い伸び脚を発揮。併せた僚馬
サードフォース(4歳1勝クラス)に1馬身先着し、順調ぶりをアピールした。時計は6F83秒6-37秒7-11秒3(仕掛)。近2走は中山芝2000mで連続2着と舞台への適性は証明済み。能力も世代トップクラスで本番が楽しみだ。
◆未勝利戦は確勝級
オーディブルコール 栗東CWで1F11秒3(5日・竹村)
2月東京の新馬戦で2着に好走した
オーディブルコール(牝3歳、栗東・池江)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。テンから意欲的に運びながら、ラストまで鋭く脚を伸ばして先着。6F81秒9-11秒3をマークした。デビュー前から攻めの動きが目立っていた一頭で、さらに力強さが増して
スピード感もアップ。未勝利戦は確勝級とみており、大いに注目したい。
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