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【桜花賞】ライトクオンタム 武兄弟が咲かす史上9頭目の無敗桜女王へ!CWラスト1F12秒3

2023年04月06日 05:30

Cウッドを単走で追い切るライトクオンタム

 1強に待ったをかけるのはこのコンビか。「第83回桜花賞」の最終追い切りが5日、東西トレセンで行われた。ライトクオンタムは栗東CWコース単走でサラッと。“静”の動きに終始した。前走から3カ月の休み明け。間隔を空け、課題と向き合い、万全の態勢を整えた。先週、大阪杯を制した武豊が乗るディープインパクトのラストクロップ。弟・幸四郎師の管理馬でG1Vに挑む。

 山椒(さんしょう)は小粒でもピリリと辛い――。この表現こそ420キロ台の軽量級ライトクオンタムに当てはまる。武幸師は共同会見でしきりに体重管理や、調教のさじ加減に気を配っていることを明かしつつ「エサはちゃんと食べているので」と、薄型ボディーは現時点で受け入れる体形として「華奢(きゃしゃ)で見栄えは良くないかもしれないけど、かわいい。人なつっこい」と笑ってPRした。

 最終追いはCWコース単走、馬なりで4F57秒1〜1F12秒3のソフト調整。調教師自ら感触を確かめたもので「(先週の)水曜、日曜と強い調教をしたので今日は調整程度。他の馬と一緒に行くと力むので1頭で。前走後は長いプランでやって来られて、順調に来た」と調教過程に寸分の狂いもないことに満足顔。前走・シンザン記念Vから3カ月もの期間を休養と強化、さらにゲートや、右にモタれる面など、いくつかの課題を解消するために費やした日々がプラス材料とした。

 昨年の桜花賞(ウォーターナビレラ2着)と同様に今年も豊&幸四郎の武兄弟がタッグを組んで参戦。2人に通じるのは表現や言葉のセンスで、弟が「馬が違うのでリベンジというわけではないが、2年連続有力馬の参戦だから厩舎一同で今年こそ!という気持ち。兄弟タッグの前に…僕自身がまだ調教師としてはG1を勝っていない。早く獲りたい」と言えば、兄は「ディープの子供で、調教師は武豊の弟。そういう縁もある」とニヤリ。肝になる部分をウイットに富む言い回しで表現し、場が和んだ。

 桜花賞でディープインパクト産駒は通算5勝と最多勝の種牡馬。国内に6頭しか存在しない最終世代の1頭がライトクオンタムで、その鞍上に武豊は運命的!?「最終世代からクラシックホースが出ればうれしい」。父の怪物ぶりを最も知る男は物語を刻む意気込みを伝えている。

 《クラシック制覇の全13世代達成狙う》ディープインパクト産駒は08年生まれの初年度産駒から現4歳まで12世代連続でクラシックホースが誕生した。桜花賞は5勝。ラストクロップ(国内6頭、海外6頭)で全13世代クラシック制覇なるか。同産駒ライトクオンタムが勝てば48年ハマカゼ、80年ハギノトップレディ、20年デアリングタクトと並んでデビュー3戦目での最少キャリアV記録。無敗の桜花賞馬は21年ソダシ以来、史上9頭目となる。

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