道悪は歓迎のサウンドビバーチェ(22年10月撮影、ユーザー提供:Rotoさん)
3場ともに金曜夜までの雨の影響がカギ。ひとまず芝は徐々に回復、ダートは終日道悪という考え方でいいだろう。
中山の芝は馬場次第。良or稍重なら地力重視。重or不良なら、脚質に関係なく道悪巧者を狙いたい。ダートは高速決着で、下級条件を中心に逃げ先行馬同士の決着が多くなる。1200mは中枠から前に行ける馬が有利。
阪神の芝は今週からBコース替わり。例年通りなら内有利となりそうだが、雨の影響が残りそうなので何とも言えない。ダートは高速決着で、中山と同じく逃げ先行馬が止まらない。
福島の芝は雨の影響が読みづらいが、開幕週とあって極端に時計がかかることはない。未勝利は前に行った馬が惰性で残るが、1勝クラス以上は意外に差しも決まる。ダートは時計が速く、逃げ馬&好位の内で脚をためられる馬が有利。差し馬は買ってもヒモまで。
【注目馬】
中山9R・カイタロー…前走でマークしたダート1200mの持ち時計1分10秒3はメンバー中最速。逃げるドリームビリーバーを目標に、ゴール前で抜け出す。
阪神11R・サウンドビバーチェ…逃げるウインシャーロットの番手から、理想的な競馬ができそう。未勝利勝ちが重馬場だったように道悪は得意。切れ自慢が苦しむ中、渋太く粘り込む。
福島11R・ブルベアイリーデ…ダートの重&不良で[2-3-1-0]の道悪巧者。絶好2番枠を味方に、ロスなく運んで差し切る。