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【クラシック初戴冠にかける男たち1】安田隆師 最後の皐月賞「行雲流水」でチャンスつかむ

2023年04月11日 06:00

 最後の皐月賞に挑む安田隆師

 「皐月賞・G1」(16日、中山) 

 通算900勝超え。そして国内外でG1・20勝。ロードカナロアなど幾多の名馬を育て上げた安田隆行調教師(70)=栗東=だが、意外にもクラシックとは縁がなく、皐月賞は過去8度の参戦で掲示板すら一度もない。

 初挑戦は98年のトウカイパンチ(17着)。「人気はなかったですが、初めての皐月賞でしたからね。本当にワクワクしました。今でも鮮明に記憶していますよ」。25年前になるが、しっかりと脳裏に焼きついている。

 しかし、そこから苦杯の歴史が続く。一昨年には同じ舞台でホープフルSを制したダノンザキッドで参戦。1番人気に支持されるも、道中の接触などもあって15着と大敗した。「理想と現実がうまくいかないのが、この仕事だと思っています。いかに自然に任せて調整していくか。それを追い求めてきたトレーナー人生だった感じがします」と振り返る。

 来年2月に定年を迎える指揮官にとって、今年が最後の挑戦。朝日杯FS2着馬ダノンタッチダウンで、半兄ダノンザキッドの雪辱戦に挑む。「馬体のバランスなど似たところはありますが、お兄さんに比べて手脚の器用さがあるように感じています」と手応えをにじませる。

 「行雲流水」-。冷静沈着なベテラントレーナーは自然に逆らうことなく流れに任せ、最後のチャンスをつかみ取る。

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