9日、佐賀競馬場で行われた1R・ルーキーステージ2歳(ダート900m)で、ラムクイン(牝2、佐賀・西久保政等厩舎)がテレプシコーラと同着で優勝。ラムクインに騎乗していた鮫島克也騎手(44、佐賀・手島勝利厩舎)は、地方通算3500勝を達成した。
鮫島克也(さめしま かつや)騎手は、63年1月30日生まれ、佐賀県出身。79年10月にデビュー。これまでに95年西日本アラブ大賞典(佐賀、オクタマキング)、06年九州ダービー栄城賞(佐賀、ユウワン)などを制している。またJRAでも01年ワールドスーパージョッキーズシリーズで優勝したほか、今年の日本ダービー(GI)を制したウオッカの新馬戦に騎乗して優勝に導くなどの活躍を見せている。なお、JRAの鮫島良太騎手は長男。9日1R終了時点の地方通算成績は16807戦3500勝。JRA405戦22勝。
なお、地方競馬で3500勝を達成したのは佐々木竹見元騎手、石崎隆之騎手(船橋)、的場文男騎手(大井)、桑島孝春騎手(船橋)、高橋三郎現調教師、有馬澄男騎手(兵庫)に続き現役5人目、史上7人目となる。