今週の土曜日は、福島競馬場で福島牝馬S(GIII・芝1800m)が行われます。
21年の新潟開催を除く13年から22年の9回の内、7回が中山牝馬Sから参戦してきた馬が勝利しています。2着馬も6頭が同レースから参戦してきており、福島牝馬Sとは切っても切れない縁があるようです。
ただ、出走頭数63頭と他のレースに比べて圧倒的に多い事もこの結果をもたらしている要因です。勝率は11.1%、連対率は20.6%となっており、凡走する確率も高くなっています。さらに、単勝回収率は84%、複勝回収率は49%。中山牝馬S組を手あたり次第に買っても期待値は高くない事は覚えておきたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
アンタレスSでは【残った馬】の
プロミストウォリアが優勝。
ヴァンヤールが4番人気2着となりワンツー決着!
昨年の福島牝馬Sでは【残った馬】の
クリノプレミアムが6番人気ながら2着と好走しています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走中山牝馬Sで0.6秒以上負けている
[0-0-0-25 ]複勝率0%
該当馬:
ウインピクシス、
エイシンチラー、
クリノプレミアム、
スライリー(過去の該当馬:19年
ランドネ3番人気6着、15年
ブランネージュ2番人気11着)
※データは13年から22年までの新潟開催を除く9回を対象にしています。
上位人気が予想される
ウインピクシス、
クリノプレミアムが該当しました。
先述したように多数の好走馬を輩出している中山牝馬S組ですが、勝ち馬から大きく離されてしまった馬には好走例がありません。
中山牝馬Sと福島牝馬Sは競馬場や負担重量の決め方に違いはありますが、右回りの芝1800mでの牝馬限定重賞という点では一致しており、求められる適性も同じようなものになる可能性が高いと言えます。そうであれば、中山牝馬Sで大敗している馬が福島牝馬Sで結果を残せていないのも説明がつくのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。