2年ぶりの実戦となるゲヴィナー(21年3月撮影、ユーザー提供:川合絢三さん)
土曜京都6Rの4歳上1勝クラス(芝1800m)は
ゲヴィナー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)で堅い。
経験馬相手の未勝利を快勝し、続く京都新聞杯(9着)でも5番人気の支持を集めた素質馬だ。その後は長期休養を強いられ、ここが約2年ぶりの復帰戦。それだけに常識的には“一戦見てから”かもしれないが、とにかく帰厩後の攻め時計が素晴らしい。さすがに坂路オンリーの調整ではあるが、5日には4F51秒9-1F11秒9をマーク。今週もラスト1Fは楽に12秒0だから、とても1勝クラスの馬とは思えない。
半兄は海外での2勝を含め、重賞3勝を挙げた
ステイフーリッシュ。その背中は遠いところにあるが、まずは復帰戦をしっかりとモノにして、出世の階段を駆け上がってほしい。